股関節痛

股関節痛とはどんな症状？

起き上がりや立ち上がる動作、歩き始める動作、しゃがむ動作などに脚の付け根(股関節)に違和感や痛みを感じることがあります。 また、脚の付け根以外にも、お尻や太もも、膝や腰などに痛みを感じる場合もあります。これを｢股関節痛｣といいます。
股関節とは、骨盤と大腿骨(太もも)をつないでいる関節で、足の付け根に当たります。骨盤と大腿骨は、とても丈夫な靱帯で支えられていて、球状の関節は前後左右自由に動くことができ、体重を支え、クッションの作用としても重要な関節の一つです。球状の関節は運動方向の自由度が高い故に、周囲の筋肉に関わる負担は大きくなります。

なぜ股関節痛は起きるのか？

股関節痛の原因

筋緊張性、変形性股関節症、関節リウマチ、股関節臼蓋形成不全症などが挙げられますが、主な原因は、筋緊張性によるものがほとんどの割合を占めます。
股関節周囲筋肉の柔軟性が低下して可動域が狭いと痛みを出す要因となりますが、中には急性腰痛症(ぎっくり腰)、椎間板ヘルニア、坐骨神経痛などが原因で、股関節痛が発生することがあり、鑑別が必要となります。
主な原因となっている筋緊張性股関節痛が、起こりやすい筋肉には、「腸腰筋」｢中殿筋｣「大腿筋膜張筋」「内転筋」などの筋肉が挙げられます。
体重を支える大事な関節なので、運動や支えに関わる筋肉も多いです。
普段当たり前に行っている、しゃがむ・立つ・歩く・走る動作によるオーバーユーズ(使いすぎ)、また逆に使わなすぎると筋力低下が起こり症状が発生します。
女性に関しては、先天性の臼蓋形成不全があったり、骨格が男性と異なるため、変形性股関節症が起こりやすく、痛める原因がなくても年齢を重ねるとともに発症することもあります。
股関節の骨折や脱臼などを起こすと、大腿骨頭の血流障害によって大腿骨頭壊死という病気を起こすこともあります。このような骨の変形や病気が原因で、筋肉に影響が出ることもあります。

症状が改善しない理由とは？

一般的に股関節痛の原因の多くは筋肉によるものであると思われます。
しかし、人体にとってとても重要な関節である股関節は、その分関連する筋肉も種類が多く、しっかりと検査を行い原因となる筋肉をみつけないと改善しづらいかもしれません。
日常生活による負担に加え、姿勢不良や体の歪み、運動不足による筋力低下も症状改善を阻害する原因になります。中には、「骨、軟骨が原因で痛みが出ているから・・・」とあきらめかけている方もいらっしゃるかもしれません。しかし、変形などの症状も、筋肉にアプローチを行い痛みが軽減することもあるので、変形しているから必ずしも骨、軟骨に痛みが出ているとは限りません。

姿勢の極みの股関節痛に対する考え方と施術法は？

姿勢の極みでは、症状の根本改善を目指します。関連する筋肉の柔軟性を高める施術に加えて、姿勢の改善、ストレッチ、私生活指導を行います。また、痛みが強い場合、負担がかからないように無理な施術はせず、必要最小限の負荷で施術を行うことを心がけています。

「このまま痛みが続くのかな…」
「痛みの原因がわからない…」
「歩けなくならないか不安…」
「早く運動できるようになりたい」

股関節痛に関連する症状

股関節痛施術に対するお客様の声

【40代男性】お悩み：デスクワーク時の臀部のだるさ

おしりのコリがだいぶ楽になりました。