気管支喘息

気管支喘息とはどんな病気？

気管支喘息は気管が慢性的に炎症を起こし、長い期間炎症を繰り返すことで気道が狭くなり、呼吸困難、咳、呼吸時にヒューヒュー・ゼーゼーといった音が聞こえる喘鳴(ゼーゼーいう呼吸)といった症状が発作性に発生する(これを喘息発作と呼びます)病気です。このような症状は、夜間から早朝にかけて生じやすく、安静にて自然に改善することもあれば、治療にて改善する場合もあります。

気管支喘息の症状とは？

代表的な症状は、咳や痰、呼吸困難です。特に、就寝中や明け方に咳や息苦しさで目が覚めることが喘息の特徴です。

気管支喘息の原因とは？

過労や過度のストレスを感じると、自律神経やホルモンの乱れによって気道が収縮し、喘息の発作を起こしやすくなります。溜まった疲れやストレスが引き金となって、大人になってから初めて発症するケースも増えています。またこれらの原因以外にも、風邪やインフルエンザなどの感染症や飲酒、運動が喘息の誘因になることもあります。

気管支喘息の一般的な治療法とは？

現在のところ、喘息を根本から治し、二度と症状が出てこなくなる薬はないといわれています。喘息治療のゴールは「発作が起こらない状態を長期間続けること」です。発作が起こらない状態を長期間続けるためには、炎症を抑制する治療を毎日継続することが重要との見方があります。

姿勢の極みの気管支喘息に対する考え方と施術法は？

姿勢の極みでは気管支喘息に対して「骨盤や背骨などの骨格」にアプローチします。

人間はそもそも重力に逆らって2足歩行をする生き物です。そこに生活習慣の負担が加わることによって骨盤や背骨が歪み、姿勢が悪くなります。姿勢が悪くなると、反り腰や猫背になることで、物理的に気道を狭めることになってしまいます。肩こりもひどくなり、猫背が助長され、胸郭も狭くなり、呼吸も浅くなりがちになります。また、背骨から出ている神経を圧迫し、神経の流れを悪くしてしまいます。その神経は自律神経とつながっています。神経の流れが悪くなることで自律神経のバランスも乱れます。自律神経とは、「交感神経」と「副交感神経」のことを指します。

気管支喘息の特徴に、
・就寝後に咳や息苦しさで目が覚める
・朝方に咳が出て目が覚める
というものがあります。これは、ぐっすり眠るために、「副交感神経」が正常に働いていないという一つの証拠です。
正に、自律神経の働きを良くすることができれば、夜ぐっすり眠ることができるようになり、背骨の歪みが改善されれば、気道を狭くするということがなくなり咳も出にくくなるということが言えます。

そこで姿勢の極みでは、身体の根本である骨盤や背骨などの骨格の歪みを整えることにより、反り腰や猫背を改善します。反り腰や猫背を改善することにより、気道の広がりを確保します。肩こりも改善され、胸郭も充分に広がる為、呼吸が深くできるようになり、酸素をたくさん取り入れられるようになります。また、背骨から出ている神経の流れを良くすることで、自律神経の働きを改善することができます。自律神経の働きが良くなれば、免疫力が高まったり、ホルモンのバランスが良くなることにもつながります。それらによって「ラクに生活できる身体の状態」を作ります。当然、日常生活活動をする時も、寝る時もラクな身体の状態で生活することや寝ることができる為、気管支喘息が改善しやすくなります。

実際に施術を受けた患者様から、
「咳が出にくくなった！」
「夜、ぐっすり眠れるようになった！」
朝起きる時の咳をする数が少なくなった！」
「朝起きた時にスッキリ目覚めることができた！」
「息苦しさが減った！呼吸が楽になった！」
などの声をいただいております。気管支喘息でお悩みの方は、ぜひ一度姿勢の極みにご相談されることをおすすめします。

気管支喘息に関連する症状