不眠症

不眠症とはどんな病気？

精神、身体、神経等の病気などのために、主観的に眠りたいのに眠れず、不眠の症状や日中の活動に影響が続く状態をいいます。

不眠症の症状とは？

入眠障害(寝つきが悪い)、中途覚醒(眠りが浅く途中で何度も目が覚める)、早朝覚醒(早朝に目覚めて二度寝ができない)などの睡眠問題があり、そのために日中に倦怠感・意欲低下・集中力低下・食欲低下などの不調が出現する病気です。

不眠症の定義

不眠症は眠れない日がしばしば見られて一定期間続く場合に診断されます。日本では不眠症を以下の3つに分類し、それが週に2夜以上、1ヶ月続く場合を不眠症と定義しています。

①入眠障害…なかなか寝付けない
②中途覚醒…夜中に途中で目覚めてしまう
③早朝覚醒…朝早くに起きてしまう
※以前は更に熟眠障害が加わっていました。

不眠にまつわるデータ：5人に1人が不眠に悩む社会

睡眠は生活に欠かせない要素であり、悩みを抱えている人は少なくありません。厚生労働省の国民健康・栄養調査では、2019年度の調査では実に69.1%(約7割)の人が睡眠に問題を抱えていると回答しています。また、平均の睡眠時間が6時間未満の人は39.1%(約4割)であり、日本人の睡眠事情は危ない状態にあると言えます。

不眠症の原因は？

心理的な要因

不安や悩み事、気の高ぶりなどが原因で眠れなくなるケースです。

生理的な要因

昼夜逆転などの生活習慣や、暑さや明るさといった就寝時の環境によるものが該当します。

身体的な病気によるもの

病気による痛みやかゆみ、咳、息苦しさなどの症状が睡眠を妨げているケースです。

精神的な病気によるもの

うつ病や不安障害、統合失調症などの精神疾患は不眠を伴うことが多いとされます。

薬などの効果によるもの

内服薬の副作用などが原因となるケースです。アルコールやカフェイン、喫煙などで眠れなくなる場合もこちらに該当します。

また、2019年度の国民健康・栄養調査では睡眠の妨げとなっている要素に関して、「仕事」18.3%、「就寝前のスマホ・ゲーム」12.2%、「健康状態」11.6%と報告されています。

不眠症の一般的な治療法とは？

一般的には、睡眠衛生指導による非薬物治療と睡眠薬を使用する薬物治療の大きく2つがあります。

姿勢の極みの不眠症に対する考え方と施術法は？

一般的な治療法は否定しません。それが有効な方も大勢いらっしゃるからです。一方で、非薬物治療を一人でやり続けることは困難で、根本解決に至らない場合もあります。薬物治療も服用方法を間違えると、薬がやめられなかったり、過剰摂取による副作用のリスクがあったりします。姿勢の極みでは薬は一切使用しません。姿勢の極みでは不眠症に対して「骨盤や背骨などの骨格」にアプローチします。

人間はそもそも重力に逆らって2足歩行をする生き物です。そこに生活習慣の負担が加わることによって骨盤や背骨が歪み、姿勢が悪くなります。姿勢が悪くなると、筋肉のバランスが悪くなり、緊張し血行不良を起こします。肩まわりの筋肉が緊張すると肩こりがひどくなります。肩こりがひどくなると、肩から頭に付いている筋肉が緊張して頭痛が発生します。それゆえに、肩こりや頭痛は不眠症状を促進させてしまいます。また、姿勢が悪くなると、背骨から出ている神経を圧迫して神経の働きが鈍ります。正常な神経の働きができなくなる為、痛みやしびれが出て、それが不眠につながります。

そこで姿勢の極みでは、身体の根本である骨盤や背骨などの骨格の歪みを整えることにより、筋肉の緊張を改善し血流を良くします。さらに神経の流れを正常化することにより、「ラクに生活できる身体の状態」を作ります。

実際に施術を受けた患者様から、
「夜、すぐ眠れるようになった！」
「夜、ぐっすり眠れるようになった！」
「朝まで1回も起きなかった！」
「睡眠薬を使わなくても寝ることができた！」
などの声をいただいております。不眠でお悩みの方は、ぜひ一度姿勢の極みにご相談されることをおすすめします。

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